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杉並堀ノ内クリニック 小児科ブログ
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外来では、おう吐や下痢のウイルス性腸炎の患者さんが、増えてきています。

昨年の今ごろは、ノロウイルスが流行していました。今年も、これから流行が拡大する可能性があります。

手洗い、うがいに気をつけてください。

粂川

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厚労省の発表によると、マイコプラズマ肺炎が、この10年間で最悪のペ-スで増加しており、大流行の恐れがあるようです。

最近では、天皇陛下や愛子様も、マイコプラズマ肺炎で入院していたようです。感染者の8割が14歳以下の小児ですが、成人の肺炎も珍しくありません。

激しくしつこいせきと発熱が、マイコプラズマ肺炎の特徴です。適切な抗生剤の投与で、治癒する病気です。

疑いのある方は、医療機関を受診してください。

粂川

インフルエンザの流行にはまだほど遠いのですが、今週になって、全国的にインフルエンザの患者さんが徐々に増えてきているようです。

例年、12月下旬ごろからインフルエンザの患者さんが急増する傾向があります。

予防接種をした後効果が出るまで、2~3週間かかります。

接種がまだの方は、そろそろお急ぎください。

粂川
いま予防接種の外来は、インフルエンザの方が多数をしめますが、不活化ポリオワクチンの接種希望者も、相変わらず多くいらっしゃいます。

不活化ポリオは年間を通して接種できますが、秋から冬の今の時期は、インフルエンザやヒブ、肺炎球菌の接種を優先させた方がいいでしょう。

来年の春に生のポリオワクチンの集団接種がありますから、春先に不活化ポリオの接種を始めるぐらいのタイミングがいいと思います。

粂川
マイコプラズマ感染症は、毎年多くみられる感染症ですが、今年は特に流行の規模が大きいようです。また、薬剤耐性のマイコプラズマも増えてきており、薬が効きにくくなっていることも問題になっています。

本日、大学病院に入院されていた天皇家の愛子様が退院されたそうですが、マイコプラズマ肺炎の可能性が高かったようです。

感染したほとんどの人は、重症化することはなく自然に治癒する病気ですが、中にはこじれて肺炎などで入院する人もいます。

しつこく激しいセキと発熱が続くようなら、症状にあった抗生剤が必要になりますので、ご相談ください。

粂川



練馬区のインフルエンザによる学級閉鎖が話題になっていますが、本格的な流行はまだで、例年通り12月中旬以降になりそうです。

予防接種の効果は、接種後2週間以上たってからになります。

そろそろ予防接種を、お急ぎください。

粂川
インフルエンザの予防接種が始まり、今後は外来の混雑が予想されます。

混雑解消のため、10/29,11/12,11/19,の3日間、土曜日午後にインフルエンザ予防接種専門の時間帯を、臨時に設けました。

電話予約可能です。お問い合わせください。

粂川
  • ABOUT
杉並堀ノ内クリニック小児科医が情報をお届けします
  • プロフィール
HN:
粂川好男
年齢:
63
性別:
男性
誕生日:
1961/04/22
職業:
小児科医師
趣味:
育児、食べ飲み歩き
自己紹介:
小児科専門医
日本小児科学会
日本小児アレルギー学会
日本小児感染症学会
日本周産期・新生児学科
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