本年も宜しくお願い致します。
年末年始にインフルエンザA型にかかってしまった、という患者さんが数名みえられました。
1月、2月はインフルエンザ流行の月になりそうです。ご用心下さい。
粂川
新年は1月5日(月曜日)から、通常どおり診療を開始します。
インフルエンザA型の患者さんと嘔吐下痢症の患者さんが増えてきています。
急病の際は、杉並区の急病診療情報が24時間対応で利用できますので、ご利用下さい。
03-3423-9909
それでは皆さんよいお年を。
粂川
12月28日(日曜日)の午前中が、今年最後の小児科外来になります。担当は私、粂川です。
年末年始に不安のある方は、どうかご利用下さい。
粂川
テレビ等でも報道されていますが、インフルエンザの流行が全国的に始まってしまったようです。
インフルエンザA型(ソ連、香港)とB型が混在しているようです。
このままで行くと、流行のピークは来年の1月中旬~2月頃になりそうです。
予防接種はまだ間に合いますから、打っていない方はお急ぎ下さい。
粂川
ヒブワクチンについて、、まだあまりご存知でない方が多い為、少し説明させてもらいます。
ヒブ(Hib)とは、インフルエンザ菌b型の略です。毎年冬に流行る、インフルエンザウイルスA型やB型とは全く異なるもので、新型インフルエンザとも全く違うものです。
日本では毎年600人の子供が、ヒブ(Hib)が原因となった細菌性髄膜炎にかかっており、そのうち毎年30人が死亡し、150人が脳障害などの後遺症を残してしまう、恐ろしい感染症です。
細菌性髄膜炎は5歳未満の乳幼児がかかりやすく、特に2歳未満の乳児に多くなっています。そのため、ヒブワクチンの接種対象年齢は、2ヶ月以上~5歳未満になっています。
外国ではすでに100カ国以上で行われている予防接種で、日本は諸事情により後れを取りましたが、この12月からようやく始まりました。
現状では自費での接種になりますが、皆さんぜひ検討してみてください。
粂川
今まで問い合わせの多かったヒブワクチンが、いよいよ年内から始められるようになりました。
当院では、12月15日(月)から予約を受け付けます。電話でも可です。
任意接種のため、当院では1回、8000円の料金がかかってしまいますが、インフルエンザb菌による細菌性髄膜炎の発症予防に効果があるため、ぜひとも皆さんに受けていただきたい予防接種です。
接種回数は、年齢によって異なります。
2ヶ月以上、7ヶ月未満は、続けて3回接種して1年後に追加で1回、合計4回、
7ヶ月以上、1歳未満は、続けて2回接種して1年後に追加で1回、合計3回
1歳以上は、1回接種です。
詳しくはお問い合わせ下さい。
粂川
毎年、小学校で流行り始めると、その後だんだんと幼稚園や保育園に広がってくる傾向があります。
12月~1月にかけて流行の山が来そうな勢いです。予防接種はお急ぎ下さい。
また、近隣の保育園などを中心として、嘔吐と下痢を主症状とする、ノロウイルスの胃腸炎が流行ってきています。感染が家族全体に広がることも多い為、手洗い等に注意してください。
粂川
- ABOUT
- プロフィール
日本小児科学会
日本小児アレルギー学会
日本小児感染症学会
日本周産期・新生児学科
- カレンダー
12 | 2025/01 | 02 |
S | M | T | W | T | F | S |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 2 | 3 | 4 | |||
5 | 6 | 7 | 8 | 9 | 10 | 11 |
12 | 13 | 14 | 15 | 16 | 17 | 18 |
19 | 20 | 21 | 22 | 23 | 24 | 25 |
26 | 27 | 28 | 29 | 30 | 31 |
- 最新コメント
- 最新トラックバック
- カウンター