インフルエンザA型が広がっています

インフルエンザA型の患者さんが、堀ノ内の近隣でも、小学校から幼稚園、保育園、中学校に少しずつ広がっているようです。

まだ流行には達していませんが、全国的にも広がってきていますから、例年より少し早く、年末から年始にかけて流行しそうな気配です。

インフルエンザにかかってしまった場合、熱が下がった後も２～３日は感染力があります。感染を拡大させない為にも、学校や幼稚園は少し長めに休むようにしてください。

対策は、新型インフルエンザもそうですが、手洗い、うがい、マスクの着用です。

予防接種の効果が出てくるのは、接種後2～3週間たってからです。まだ受けていない方は、お急ぎ下さい。

粂川

インフルエンザA型が、済美小で流行中です

先週ぐらいから、済美小でインフルエンザA型の患者さんが多数出ています。

予防接種がまだ間に合わなかった為、予想以上に広がっています。

ただし、東京都内や全国的な流行状況をみても、流行のきざしはまだあまりないようです。

一番の予防方法は、やはり予防接種を受けることです。予防接種がまだの方は、年内には接種を済ませるよう計画を立ててください。

粂川

近隣の小学校で、インフルエンザＡ型の患者さんが

本日、周辺の小学校で、インフルエンザＡ型の患者さんが数名確認されました。

症状は急な発熱と咳や鼻水ですが、程度は人によって様々で、比較的元気の良い人もいます。

例年より早めの流行になるかもしれません。予防接種は早めに受けてください。

粂川

ノロウイルスに注意してください

近隣の保育園などで、嘔吐下痢症の患者さんが増えてきました。

毎年この時季に流行する、ノロウイルスの感染症と思われます。感染力が非常に強く、子供から両親にうつることもあります。

吐いたものや便の中にいるウイルスが、口から体の中に入ると感染します。手洗いとうがいを、しっかりと行ってください。

嘔吐が始まったらあわてずに、数時間は何も飲んだり食べたりせずに、お腹を休ませてください。水分を取り始める時は、冷たくないイオン飲料や白湯、お茶などを少量からはじめてください。

粂川

溶連菌感染症に注意してください

近隣の小学校、幼稚園、保育園で、溶連菌感染症の患者さんが増えています。

症状は、のどの痛みと発熱ですが、比較的元気なことが多いようです。

重症化することはあまりありませんが、きちんと治療しないと、腎炎などの合併症が心配です。

病院では、のどの検査で診断し、抗生剤を処方します。

あやしいなと思ったら、早めの受診をお勧めします。

粂川

インフルエンザの予防接種、早めに受けてください

11月にはいって、インフルエンザの予防接種を受けられる方が増えてきています。

クリニックの周辺では、まだインフルエンザの患者さんは出ていないようですが、中野や荻窪方面では少しずつ患者さんが出始めているようです。

早い年は、12月中旬ぐらいから流行が始まります。遅くとも12月上旬ぐらいまでには、予防接種を終了するよう計画を立ててください。

粂川

日本脳炎について、質問がありました

７歳７ヶ月で日本脳炎の予防接種の公費の時期を過ぎてしまったが、追加接種をまだ受けていない方から、質問がありました。

意見の分かれるところですが、私の考えとしては早めに追加接種を受けられたほうが良いと思います。

１回目と２回目を受けた場合、効果が持続するのは２～３年位です。追加を受けることでブースター効果で免疫が強まり、７～８年位は効果が持続するようになります。

２回目と追加の間があきすぎると、ブースター効果が期待できなくなります。また、来年の春に新しいワクチンが出来る予定ですが、今までの経過を考えるとまた延期になる可能性もあります。そうこうしている内に、現在のワクチンの在庫がなくなってしまう可能性も有ります。

粂川