乾燥肌に気を付けて下さい

もうすぐ１１月になろうとし、秋も深まりつつあります。

気温も下がってきましたが、湿度も下がってきて乾燥肌の患者さんが増えてきています。
小児の場合、皮膚のバリア機能が弱いため皮膚は乾燥しやすく、かゆみなどから掻いてしまい赤みが出てきてしまいます。
入浴後は毎日しっかりと保湿剤を使ってスキンケアをしてあげてください。
病院ではヒルドイドやプロペト等を処方することが多いのですが、好みに合わせてローション、クリーム、軟膏の種類がありますので、ご相談下さい。

粂川

インフルエンザの患者さんが出始めました

杉並区の堀ノ内や和田周辺の保育園、小学校でもインフルエンザの患者さんが少し出始めたようです。

まだ数人が確認されただけで、流行には至っていません。
インフルエンザの本格的な流行には、まだまだ間があるはずですので、冷静に対処して計画的に予防接種を進めていってください。できるだけ早めに1回目の接種を始めて、遅くても12月上旬～中旬ぐらいまでには、2回目の接種を終了するようにしてください。

粂川

インフルエンザ予防接種の接種時期

インフルエンザの予防接種はいつ頃やるのがベストなのでしょうか、という質問をよく受けます。

インフルエンザの流行時期から逆算して考えるのですが、10月下旬～11月下旬に1回目、11月下旬～12月上旬に2回目を打つ事をお勧めしています。
流行時期は早い時で12月中旬頃、遅い時で3月頃のことがあり、毎年変化するため全く予想がつきません。
ワクチンを打った後、2週間後ぐらいから効果が出始め、その後4ヶ月位効果が持続するため、計算すると上記の期間が一番よいとされています。

風邪をひいたなどの理由で接種が遅れてしまった方は、年内に打てれば間に合うと思います。

大人の方で1回だけの接種を希望する方は、子供の2回目と一緒に打つ事をお勧めしています。

皆さん、計画的に予防接種を進めて行ってください。

粂川

10月23日（火曜日）、小児科臨時休診です

申し訳ないのですが、10月23日の火曜日は小児科をお休みさせて頂きます。

個人的な用事なのですが、当日は83歳になる母の人工膝関節の手術があるため、付き添っていようかと思っています。最近は、かなりの高齢でも安全に手術が出来るそうなのですが、いちおう心配なので・・・。

翌日からは、通常通り診療しますので宜しくお願い致します。

粂川

インフルエンザ予防接種の摂取回数について

インフルエンザの予防接種の接種回数についても、1回でよいのか2回の方が良いのかよく質問を受けます。

どの年齢層に関しても、1回接種でもある程度効果はあります。しかし、2回接種することでより効果が高まることが期待できるのです。
成人だと７～８割が８割以上に、小児だと５～６割が６～７割位に効果が変わってきます。
ですから1回のみの接種でも無駄になることはないのですが、私としてはせっかく痛い思いをしてする予防接種なので、少しでも効果の高い２回接種のほうをお勧めしています。

病院によって言う事が違う、とおっしゃる方も多いのですが、担当者の考え方の違いなのでそれはしかたのないことだと思います。

粂川

ｲﾝﾌﾙｴﾝｻﾞの予防接種の値段について

患者さんからよくある質問の中に、ｲﾝﾌﾙｴﾝｻﾞの予防接種の値段が病院によって違うのはなぜか？、というものがあります。
ｲﾝﾌﾙｴﾝｻﾞの予防接種の価格に関しては、保険診療ではなく自由診療のため値段は各病院でかってに決めていいことになっています。そのため、各病院の方針により値段が違ってくるのです。
ちなみにワクチンの内容はどの病院も全く同じですから、安いから物が悪いとか、高いから効果があるとかと言う事は、まったくありません。

当院では少しでも接種率を上げたいという理由で、少し値段は安くしたつもりです。本当は欧米なみに公費で受けられるのが理想なのですが・・・。

そろそろ予定を決めて、計画的にｲﾝﾌﾙｴﾝｻﾞの予防接種を進めていってください。

粂川

日曜日診療初日、無事終了しました

10月7日は日曜日診療の初日でしたが、予想よりも患者さんが多く少しばたばたとした外来でした。新しい先生が慣れるまで、私もお手伝いするつもりです。

新聞チラシの効果か、阿佐ヶ谷や中野区などの遠方からの初診の患者さんが目立っていました。
今後は近隣の方々にも、急な発熱やｲﾝﾌﾙｴﾝｻﾞの予防接種などに利用していただければと思っています。

杉並区では貴重な小児科の日曜診療ですので、皆さん大切に育ててあげてください。

粂川