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杉並堀ノ内クリニック 小児科ブログ
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もう3月になろうとしているのに、インフルエンザの流行が、なかなか収束しません。

ピークは過ぎているようなのですが、幼稚園や小学校を中心に、A型とB型が同時に流行しています。

また、発熱と喉の痛みを主症状とする溶連菌感染症が、小学生や年長児を中心に流行しています。

溶連菌とインフルエンザは、初期症状では見分けがつかないこともあるので、我々も神経をとがらせているところです。

粂川
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先週ぐらいから、鼻汁、鼻閉、目のかゆみなどを訴える、花粉症の患者さんが増えてきました。

子どもの場合、早い人は3、4歳位から花粉症の症状が現れます。

子どもに鼻水が出始めると、花粉症ではないかと心配するお母さんが多いのですが、子供の花粉症の場合、まず目をかゆがることが多いので、風邪か花粉症かの判断材料になると思います。

また親が花粉症だと、子供も同じタイミングで症状が出現するため、花粉症かどうかの判断材料になると思います。

粂川
現在インフルエンザが流行中ですが、その中に、溶連菌感染症の患者さんが混じっていることがあります。

主な症状は、発熱と喉の痛みですが、症状だけだとインフルエンザと見分けがつかないこともあります。

好発年齢は、3歳以上~小学生位で、乳児には少ない病気です。

疑いのある方は、インフルエンザ同様、10分位で検査の判定ができます。

粂川



週明けの今日、先週の倍近くのインフルエンザの患者さんが受診しました。

近隣の小中学校で、A型とB型が混在して流行が広がっています。

A型(H1N1)、A型(香港)、B型の3種類が入り混じって、流行しているようです。続けて2回、3回と違う種類のインフルエンザに感染してしまう危険性があります。

体調管理には、十分注意してください。

粂川

インフルエンザの検査のタイミングですが、発熱してから半日から1日経ってから検査をした方が、正確に判定できます。

発熱してから時間の経過が短いと、ウイルス量がまだ少なく、陰性の判定が出てしまうことがあります。

インフルエンザが流行ってくると、あせる気持ちは分かるのですが、子供に検査の余分な負担をかけないためには、発熱してから半日以上は様子を見てから受診をして下さい。

粂川

近隣の小学校でも、いよいよインフルエンザが増えてきました。

A型とB型が混合して流行っており、両方にかかってしまう方も散見されます。

今後、流行が更に大きくなる可能性があります。

感染対策の基本は、正しい手洗いとマスク、うがいです。

粂川

杉並区内でも、先週から今週と、インフルエンザによる小学校の学級閉鎖が増えてきています。

幸い、クリニック周辺の小学校はまだ静かですが、今後注意してください。

今年の特徴として、流行の始まりが遅いことと、インフルエンザA型とB型が同時に流行していることです。

このことは、3月の春先まで流行が長引く危険性と、A型とB型のインフルエンザに繰り返しかかってしまい、流行が大きくなってしまう危険性を意味します。

手洗いとマスク着用など、感染症対策の基本を徹底してください。

粂川

  • ABOUT
杉並堀ノ内クリニック小児科医が情報をお届けします
  • プロフィール
HN:
粂川好男
年齢:
63
性別:
男性
誕生日:
1961/04/22
職業:
小児科医師
趣味:
育児、食べ飲み歩き
自己紹介:
小児科専門医
日本小児科学会
日本小児アレルギー学会
日本小児感染症学会
日本周産期・新生児学科
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