年末年始は、やはりインフルエンザが増えてきました。

年初めの外来は、予想通りインフルエンザの患者さんが多い外来でした。

年末年始の杉並区の休日診療所でも、例年になくインフルエンザの患者さんが多かったようです。

インフルエンザの流行の始まりは、例年よりかなり早いようですが、流行のピークはまだ見えていません。

冬休みが終わり、会社や学校、幼稚園が始まると、流行が一気に広がる可能性があります。

手洗い、うがい、マスクの着用など、感染予防の基本を確認してください。

粂川

インフルエンザの流行が、広がっています

近隣の小学校や中学校で、インフルエンザA型の患者さんが急増しています。

患者さんの大半は小中学生で、幸い乳幼児に関してはまだ少ない状況ですが、今後は注意が必要です。

特に重症化しやすい乳幼児や高齢者に関しては、なるべく人混みを避ける、かぜ気味の人には近付かない・・・等に気をつけて下さい。

粂川

ノロウイルス感染症に、注意を

先週ぐらいから、急な嘔吐をくり返す患者さんが増えています。

例年この時期から、ノロウイルス感染症が増えてきます。嘔吐をくり返しぐったりするようなら、ノロウイルス感染症をまず疑って下さい。

感染拡大予防のためにも、汚染物の処置や手洗い等に気をつけて下さい。

粂川

RSウイルス感染症は、恐くない

テレビ等の報道で、ＲＳウイルス感染症を心配して受診する方が増えています。

誤解を招くようですが、少なくとも３才以上の幼児や学童にとって、ＲＳウイルス感染症は、恐い感染症ではありません。普通の風邪と、言ってもいいでしょう。

重症化しやすいのは、６か月未満の乳児と体力の低下した高齢者です。注意して下さい。

粂川

インフルエンザによる学級閉鎖が増えてきました

他区より少し遅れて、杉並区でもインフルエンザが増えてきたようです。

小学校低学年や幼稚園での、学級閉鎖が増えてきました。

予防接種、手洗い、マスク、うがい等、感染症予防の基本を確認してください。

粂川

全国的に、RSウイルス感染症が増えています

感染研の発表によると、ＲＳウイルス感染症が１１月に急増しています。

流行のピークは、１２月から１月にかけてなので、まだまだ増えそうな勢いです。

注意しなくてはいけないのは、乳児と高齢者です。特に高齢者は、重症化による死亡のリスクが高いため、注意が必要です。

インフルエンザも、例年より早く流行しそうな勢いです。現在流行しているのはA香港型で、乳幼児の脳炎、脳症や高齢者の肺炎のリスクが高い型です。予防接種を、お急ぎ下さい。

粂川

東京都で、インフルエンザの流行が始まる

今日、東京都内でインフルエンザの流行が始まったと、発表がありました。

都内では、７年ぶりの早い流行の開始だそうです。

ただし本格的な流行は１か月以上後に来るため、予防接種がまだの方は、流行のピークにまだ間に合います。

現在流行しているのはA香港型で、予防接種の型と一致しますので、重症化予防の効果は高いはずです。接種がまだの方は、お急ぎください。

粂川