子宮頸がんワクチン、サーバリックスの接種をお急ぎ下さい

在庫切れで長らく中断になっていた、子宮頸がんワクチン（サーバリックス）の予防接種が再開しました。

公費の対象は、中１～高２の女子です。

公費の対象となる期間が限られているため、夏休み中に接種を開始して下さい。

粂川



 

夏風邪に注意

手足口病、プール熱、ヘルパンギーナ等の夏風邪が増えてきました。

いずれも、急な発熱と喉の痛みを訴えることが多く、咳や鼻水等の感冒様症状は、あまりありません。

いずれも、ウイルスの感染症のため、抗生剤は効果がなく、自然によくなる感染症です。高熱と夏の暑さのために体力を消耗しますので、水分補給には気をつけてください。

粂川

手足口病が増えてきました

先週ぐらいから乳幼児を中心に、手足口病が増えてきました。

毎年夏に流行るウイルスの感染症なのですが、今年は手足の発疹や水疱の程度が強く、水疱瘡と見分けがつきにくいこともあります。

1週間程度で自然に良くなる、重症化することの少ない病気なのですが、掻きすぎてトビヒのような状態になることがあります。

かゆみ止めの軟膏などを処方することもあります。

熱中症の予防

６月下旬からの猛暑のため、熱中症のため高熱を出してしまう人が増えています。

水分をとる、冷房を上手に使う・・・等の対策があると思いますが、日中の３０度をこえるような時間帯（１０時から１５時位）は、子どもの外遊びを控えるようにするというのは、とても有効な対策です。

保育園などでも、３０度以上の真夏日は、水遊び以外の外遊びを控えるようにしているようです。

粂川

熱中症に注意して下さい

節電が叫ばれているご時勢ですが、乳幼児のいる御家庭はあまり無理をせずに、30度を超える暑い日は冷房などを上手に使って、熱中症を予防して下さい。

特に夏風邪などで熱のある時は、暑いと必要以上に熱が上昇して、体力が消耗されます。少しでも快適に過ごせるよう、冷房やアイスノンなどを利用して下さい。

粂川

子どもの虫刺され

梅雨になって蚊が増えてきたようで、虫刺されで皮膚科や小児科を受診する子どもが増えています。

体質にもよりますが、一般的に乳幼児は蚊に刺されやすく腫れやすくなっています。

市販のムヒベビー等でも充分だと思いますが、腫れが強い場合は、オイラックスＨやリンデロンＶＧ等の、ステロイド入りの軟膏を処方することもあります。

ロコイドは、子どもによく処方する弱いステロイドの軟膏です。虫刺されに使用しても効果はあります。

ただし、ステロイドの軟膏を使う時は、副作用が出ることがあるため、長期間使用は避けてください。連続で2.3日、長くても4.5日位にとどめておいてください。

粂川

暑苦しい夜

暑い夜の、赤ちゃんのアイスノンの使用について、ご質問がありました。

風邪などで発熱していない時でも、暑い夜は赤ちゃんでも寝苦しいものです。アイスノンの使用は、まったく問題ないでしょう。それほど強い冷却効果はないため、冷やしすぎの心配もないと思います。

タイマーを上手に使えば、ドライなどの使用も問題ないと思います。ただし、冷やしすぎには注意してください。

粂川