お返事遅くなりましたが、山口さんから、プール熱の胎児への影響について質問がありました。
普通の風邪と同様で、直接には胎児に影響はありませんから、安心していただいて大丈夫です。
妊娠初期に、りんご病や風疹にかかってしまうと胎児に影響が出ることがありますので、注意してください。
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近隣の幼稚園で、おたふくかぜが流行しています。
おたふくかぜは、4~5日ぐらいで自然に良くなるムンプスウイルスの感染症です。
数百人に一人ぐらいの確率ですが、髄膜炎や難聴(耳がきこえにくくなる)などの合併症があるため注意が必要です。
欧米ではほとんど全員が予防接種を受けていますが、日本では任意接種のため、接種率は3割ぐらいとけして高くはありません。予防効果は9割ぐらいが期待できます。
保育園や幼稚園の子供たちには、合併症予防の為にも、ぜひ受けてもらいたい予防接種の一つです。
粂川
おたふくかぜは、4~5日ぐらいで自然に良くなるムンプスウイルスの感染症です。
数百人に一人ぐらいの確率ですが、髄膜炎や難聴(耳がきこえにくくなる)などの合併症があるため注意が必要です。
欧米ではほとんど全員が予防接種を受けていますが、日本では任意接種のため、接種率は3割ぐらいとけして高くはありません。予防効果は9割ぐらいが期待できます。
保育園や幼稚園の子供たちには、合併症予防の為にも、ぜひ受けてもらいたい予防接種の一つです。
粂川
近隣の保育園で、手足口病が流行っているようです。
微熱と手足の発疹、口内炎が主な症状です。
夏に流行するウイルスの感染症ですが、たいていは元気もよく軽くすんでしまいます。
熱もなく元気がよければ、発疹があっても保育園や幼稚園に行ってもかまいません。
稀ですが、口内炎のため水分がとれなくなり、脱水症になることがあります。いざとなったら氷やアイスクリームのようなものでもかまいませんから、水分になるようなものを少しずつとらせて下さい。
予防は手洗いとうがい、タオルを別にするなどです。
粂川
微熱と手足の発疹、口内炎が主な症状です。
夏に流行するウイルスの感染症ですが、たいていは元気もよく軽くすんでしまいます。
熱もなく元気がよければ、発疹があっても保育園や幼稚園に行ってもかまいません。
稀ですが、口内炎のため水分がとれなくなり、脱水症になることがあります。いざとなったら氷やアイスクリームのようなものでもかまいませんから、水分になるようなものを少しずつとらせて下さい。
予防は手洗いとうがい、タオルを別にするなどです。
粂川
近隣の保育園で、ヘルパンギーナが流行っているようです。
ヘルパンギーナはウイルス性の夏風邪の一種で、高熱とのどの痛みが主な症状です。毎年夏に、乳幼児の間で流行します。
のどの奥を見ると、痛そうな水疱がいくつか見られます。
コクサッキーウイルス等が原因ですので、抗生剤は効果がありませんが、症状にあわせて解熱剤などを処方することもあります。
高熱は2~3日続きますが、比較的元気はいいことが多いようです。のどの痛みが強くて食事がとれない時はプリンやアイスクリーム等、のどごしの良いものをあげて下さい。
また、脱水予防のために水分をこまめに飲ませてあげてください。
粂川
ヘルパンギーナはウイルス性の夏風邪の一種で、高熱とのどの痛みが主な症状です。毎年夏に、乳幼児の間で流行します。
のどの奥を見ると、痛そうな水疱がいくつか見られます。
コクサッキーウイルス等が原因ですので、抗生剤は効果がありませんが、症状にあわせて解熱剤などを処方することもあります。
高熱は2~3日続きますが、比較的元気はいいことが多いようです。のどの痛みが強くて食事がとれない時はプリンやアイスクリーム等、のどごしの良いものをあげて下さい。
また、脱水予防のために水分をこまめに飲ませてあげてください。
粂川
日焼け止めについてのご質問をいただき、ありがとうございました。
小児科や皮膚科の立場からお答えすると、小児期の日焼け止めは必要と考えられます。
理由として、環境破壊としてオゾン層の破壊が進み以前より紫外線の量が増えてきたこと、高齢化が進み皮膚ガンの患者様が増えてきたこと等があげられます。
紫外線を多く浴びると、皮膚ガンを発症するリスクがあがります。今までは、日本人には皮膚ガンは少ないと考えられていたのですが、今の子供たちが中高年になった時、皮膚ガンの患者様が増えていく危険性があるようなのです。その予防の為、日焼け止めが推奨されています。
子供には、できるだけ外で元気に遊んでもらう為にも、朝お出かけ前などに、1日1回ぐらいは日焼け止めをできるだけ塗ってあげたほうがいいようです。
粂川
小児科や皮膚科の立場からお答えすると、小児期の日焼け止めは必要と考えられます。
理由として、環境破壊としてオゾン層の破壊が進み以前より紫外線の量が増えてきたこと、高齢化が進み皮膚ガンの患者様が増えてきたこと等があげられます。
紫外線を多く浴びると、皮膚ガンを発症するリスクがあがります。今までは、日本人には皮膚ガンは少ないと考えられていたのですが、今の子供たちが中高年になった時、皮膚ガンの患者様が増えていく危険性があるようなのです。その予防の為、日焼け止めが推奨されています。
子供には、できるだけ外で元気に遊んでもらう為にも、朝お出かけ前などに、1日1回ぐらいは日焼け止めをできるだけ塗ってあげたほうがいいようです。
粂川
近隣の幼稚園で、プール熱が出始めているようです。
プール熱はアデノウイルスによる感染症で、プール以外でも人から人へ飛まつ感染や接触感染します。タオルの共有などでも感染する為、注意が必要です。
4~5日続く高熱と目やにが主な症状です。ウイルスの感染症なので、抗生剤は効果がありません。薬は目薬や解熱剤など対処療法になります
非常に感染力が強いため、症状が良くなった後も最低2日間は、幼稚園や保育園をお休みしてください。
粂川
プール熱はアデノウイルスによる感染症で、プール以外でも人から人へ飛まつ感染や接触感染します。タオルの共有などでも感染する為、注意が必要です。
4~5日続く高熱と目やにが主な症状です。ウイルスの感染症なので、抗生剤は効果がありません。薬は目薬や解熱剤など対処療法になります
非常に感染力が強いため、症状が良くなった後も最低2日間は、幼稚園や保育園をお休みしてください。
粂川
本日の読売新聞に、小学校入学前の麻疹(はしか)ワクチンの接種率についての記事がのっていました。
厚生労働省の発表で、全国平均が87.9%、東京都平均が87.2%、杉並区が88.8%、お隣の世田谷区はなんと99.9%だそうです。
世田谷区と杉並区とでは、何が違うのでしょうか。
流行を防ぐ為には、95%以上の接種率が必要です。つまり今のままでは、いつ流行がおこっても不思議はないという事です。
我々医療関係者の努力も必要ですが、行政にも広報のあり方などの対策を、考えていただきたいものです。
粂川
厚生労働省の発表で、全国平均が87.9%、東京都平均が87.2%、杉並区が88.8%、お隣の世田谷区はなんと99.9%だそうです。
世田谷区と杉並区とでは、何が違うのでしょうか。
流行を防ぐ為には、95%以上の接種率が必要です。つまり今のままでは、いつ流行がおこっても不思議はないという事です。
我々医療関係者の努力も必要ですが、行政にも広報のあり方などの対策を、考えていただきたいものです。
粂川
- ABOUT
杉並堀ノ内クリニック小児科医が情報をお届けします
- プロフィール
HN:
粂川好男
年齢:
63
性別:
男性
誕生日:
1961/04/22
職業:
小児科医師
趣味:
育児、食べ飲み歩き
自己紹介:
小児科専門医
日本小児科学会
日本小児アレルギー学会
日本小児感染症学会
日本周産期・新生児学科
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