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杉並堀ノ内クリニック 小児科ブログ
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新型のノロウイルスが、全国的に少しずつ増えてきているようです。

まだまだ流行する時期は遠いと思いますが、大流行に備えてスタッフ一同気を引き締めているところです。

粂川

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久々の投稿で、しかも小児科診療とは全く関係ない内容と思われるようですが、現在進行中の安保関連法案の成立には、非常に疑問を感じています。

昨年度から複数の新聞の論説や国会での発言をチェックしてきましたが、あまりにも与党(自民、公明)の説明が矛盾だらけで不十分なことが、はっきりとしてくるばかりです。

個人的には特定の支持政党や宗教団体は全くありませんが、論理的に納得できないものは認められません。子供たちの将来に不安を残す法案には、反対です。

今この時期での意思表示が、大切かと思いました。

法案成立後の取り組みが、大切かと考えています。ご意見等あれば、お知らせください。

粂川
小学館の幼児向け月刊誌「めばえ」に、4月号から健康コーナーの連載記事が始まっています。

4月号は現在発売中ですが、5月号以降も連載予定です。よかったらチェックしてみてください。

「めばえ」は私の子供時代からある雑誌です。感慨深いものがありますね。

粂川
近隣の小学校や保育園で、インフルエンザB型の患者さんが増えてきています。

A型に比べて症状は軽いのですが、感染力は強いので集団生活では注意が必要です。

重症化することはあまりありませんから、検査の精度を上げるため、発熱後半日以上あけて受診してください。

粂川
子供の腹痛についての質問ですが、注意しなくてはいけない病気は、年令によって異なります。

赤ちゃんから3才位までの小さい子に関しては、腸重積に注意しなくてはいけません。症状は、激しい腹痛のため何時間も泣いたり泣き止んだりを繰り返す、血便などですが、尋常ではないぐらい機嫌が悪くなるため、比較的わかりやすいかもしれません。強い症状が数時間続き、まったく眠れそうもなければ、夜間救急受診でもいいかもしれません。

幼稚園児以上であれば、腸重積よりも虫垂炎に注意しなくてはいけません。症状は、激しい腹痛が何時間も持続する、発熱などですが、病気の初期には診断がつきにくいときがあります。実際には、数日位様子を見て、やっと診断がつくこともあります。強い腹痛のために、まったく眠れないようならば、夜間救急受診でもいいかもしれません。

ただ、夜間救急受診する小児の腹痛で、最も多い原因は、便秘です。小児の腹痛を見たら、まず便秘を疑え・・・というのは、小児科医師の常識です。それから、食べ過ぎや飲みすぎ、疲れ、冷えなどの原因が多いのです。

小児の腹痛の場合、実際に緊急性のあるものは、多くありません。排便後に症状が和らいだり、睡眠がとれるようなら、お腹を温めたりさすったりして、自宅で様子を見るだけで大丈夫でしょう。

粂川

嘔吐を主症状とする、ノロウイルス感染症が、少しずつ増えてきています。

多くは、1日から2日位で自然によくなりますが、感染力が非常に強いため、注意が必要です。

インフルエンザは、ピークは過ぎていますが、局所的に一部の幼稚園や保育園で流行しています。

2月いっぱいは、注意が必要でしょう。

粂川
もしも学校にいけたら?は、後藤健二さんの著書です。

我々小児科医師の間でもちょっと有名な本なのですが、今さらながら色々と考えさせられる本です。

残念ながら今のマスコミではあまり取り上げていない、今回の事件の本質がわかる内容です。ご一読を。

粂川
  • ABOUT
杉並堀ノ内クリニック小児科医が情報をお届けします
  • プロフィール
HN:
粂川好男
年齢:
63
性別:
男性
誕生日:
1961/04/22
職業:
小児科医師
趣味:
育児、食べ飲み歩き
自己紹介:
小児科専門医
日本小児科学会
日本小児アレルギー学会
日本小児感染症学会
日本周産期・新生児学科
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