インフルエンザの流行が、本格化してきました

週明けの今日、先週の倍近くのインフルエンザの患者さんが受診しました。

近隣の小中学校で、A型とB型が混在して流行が広がっています。

A型（H1N1)、A型（香港）、B型の３種類が入り混じって、流行しているようです。続けて２回、３回と違う種類のインフルエンザに感染してしまう危険性があります。

体調管理には、十分注意してください。

粂川

インフルエンザの検査のタイミング

インフルエンザの検査のタイミングですが、発熱してから半日から１日経ってから検査をした方が、正確に判定できます。

発熱してから時間の経過が短いと、ウイルス量がまだ少なく、陰性の判定が出てしまうことがあります。

インフルエンザが流行ってくると、あせる気持ちは分かるのですが、子供に検査の余分な負担をかけないためには、発熱してから半日以上は様子を見てから受診をして下さい。

粂川

いよいよ、インフルエンザが増えてきました

近隣の小学校でも、いよいよインフルエンザが増えてきました。

A型とB型が混合して流行っており、両方にかかってしまう方も散見されます。

今後、流行が更に大きくなる可能性があります。

感染対策の基本は、正しい手洗いとマスク、うがいです。

粂川

インフルエンザの学級閉鎖が、増えてきています

杉並区内でも、先週から今週と、インフルエンザによる小学校の学級閉鎖が増えてきています。

幸い、クリニック周辺の小学校はまだ静かですが、今後注意してください。

今年の特徴として、流行の始まりが遅いことと、インフルエンザA型とB型が同時に流行していることです。

このことは、３月の春先まで流行が長引く危険性と、A型とB型のインフルエンザに繰り返しかかってしまい、流行が大きくなってしまう危険性を意味します。

手洗いとマスク着用など、感染症対策の基本を徹底してください。

粂川

おたふくかぜ（流行性耳下腺炎）の流行

昨年の秋位から、おたふくかぜの患者さんが増えてきています。

杉並区は予防接種の公費助成があるため、流行の規模は他と比べて小さいようですが、それでも週に何人かが受診している状況です。

４年ぶりの流行のようですが、春から夏にかけて本格的に流行する感染症なので、これから更に増えてくるでしょう。

髄膜炎や脳炎、難治性の難聴などの合併症に注意しなくてはいけません。

予防接種がまだの方は、ぜひ早めに受けてください。

粂川

インフルエンザの患者さんが、少しずつ増えています

先週ぐらいから、インフルエンザの患者さんが少しずつ増えてきています。

流行の始まりは例年よりもかなり遅い印象ですが、過去の例を見てみると、流行の始まりが遅い年は、大流行になったり流行する期間が長かったりしています。

これから流行が広がり、２月中旬ぐらいが流行のピークになると思います。

感染対策に、ご留意ください。

粂川

１月１６日（土）NHK Eテレ ２０時～「チョイス」見てください

１月１６日（土）夜８時から、NHK　Eテレの「チョイス」という番組で、乳幼児の発熱について放映されます。

内容は主に、インフルエンザやRSウイルスについてです。

私も、少しだけ制作に協力しています。ぜひご覧ください。

粂川