最近になって、ようやく春らしい暖かい気候になってきました。
小児科の外来は、病気で受診する方は全般的に少なく、予防接種を受ける方が多くなってきました。
新学期が始まったばかりと言うこともあり、MRワクチン、水痘、おたふくかぜの予防接種を受ける方が多いようです。
もうひとつ忘れてはいけない予防接種に、日本脳炎があります。1年中接種できる予防接種ですが、できれば蚊の増えてくる前のこの時季に、接種を済ませておいた方がいいでしょう。
粂川
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気温の低い日が続き、体調をくずしている方が多いようです。
小児科外来は、咳や鼻水の患者さんは比較的多いのですが、症状の重い病気は少ない印象です。
申し訳ありませんが、4月2日(金)は私用のため休診になります。尚、4月3日(土)は通常通りの診療です。
粂川
小児科外来は、咳や鼻水の患者さんは比較的多いのですが、症状の重い病気は少ない印象です。
申し訳ありませんが、4月2日(金)は私用のため休診になります。尚、4月3日(土)は通常通りの診療です。
粂川
小児用肺炎球菌ワクチンと中耳炎の予防について質問がありました。
肺炎球菌は、中耳炎の原因になる主な細菌ですが、ワクチンの中耳炎予防効果については、かなり限定的と言われています。
Hibにしても小児用肺炎球菌ワクチンにしても、髄膜炎の予防効果に関しては海外でもかなりの実績がありますが、中耳炎に関してはあまり大きな期待はできないようです。
乳児の中耳炎に関しては、後ほどまた詳しくお話します。
犬に咬まれた時の対処についても、質問がありました。
日本の犬ならば、狂犬病ワクチンが普及しているため、まず安全と考えていいと思います。傷口が深く出血していたり、痛みや赤みが続く場合は、病院を受診してください。皮膚科、外科、小児科のいずれでも対応可能と思われます。
軽い擦り傷程度であれば、傷口を水でよく洗い流して、ばい菌が入らないように家庭用の消毒をしてもらえば充分でしょう。
粂川
肺炎球菌は、中耳炎の原因になる主な細菌ですが、ワクチンの中耳炎予防効果については、かなり限定的と言われています。
Hibにしても小児用肺炎球菌ワクチンにしても、髄膜炎の予防効果に関しては海外でもかなりの実績がありますが、中耳炎に関してはあまり大きな期待はできないようです。
乳児の中耳炎に関しては、後ほどまた詳しくお話します。
犬に咬まれた時の対処についても、質問がありました。
日本の犬ならば、狂犬病ワクチンが普及しているため、まず安全と考えていいと思います。傷口が深く出血していたり、痛みや赤みが続く場合は、病院を受診してください。皮膚科、外科、小児科のいずれでも対応可能と思われます。
軽い擦り傷程度であれば、傷口を水でよく洗い流して、ばい菌が入らないように家庭用の消毒をしてもらえば充分でしょう。
粂川
周辺の幼稚園を中心にして、水痘(みずぼうそう)が流行しています。
水痘は、飛沫感染が主ですが、空気感染することもある非常に感染力の強い感染症です。
基礎疾患のある方が感染すると、生命にかかわることもあります。また、帯状疱疹とのかかわりも、最近注目されています。
予防接種の効果は高く、接種している人の8割以上は感染しないですみます。また予防接種をしていると、感染してしまった場合でも、ほとんどが軽症ですむことが知られています。
日本人が開発したワクチンで世界的にも評価の高いワクチンなのですが、日本では任意接種のため、接種する人は全体の4割ぐらいに留まっています。何となくもったいないような気がします。
水痘やおたふくかぜワクチンは、幼稚園や保育園の集団生活に入る前に、ぜひ打っておきたい予防接種です。
粂川
ノロウイルスと思われる嘔吐下痢症の患者さんは、ずいぶんと少なくなってきました。
この時季、咳や鼻水の風邪気味の患者さんは多いのですが、インフルエンザのような重症感のある病気は少ないようです。
調子のよいときを見計らって、日本脳炎、水痘、おたふくかぜ・・・等の予防接種の計画を立ててみてください。
粂川
この時季、咳や鼻水の風邪気味の患者さんは多いのですが、インフルエンザのような重症感のある病気は少ないようです。
調子のよいときを見計らって、日本脳炎、水痘、おたふくかぜ・・・等の予防接種の計画を立ててみてください。
粂川
今週から、小児用の肺炎球菌ワクチンの接種が、当院でも始まりました。
接種希望者も、少しずつですが増えてきている状況です。
個人的には、定期接種で全員が受けて欲しい予防接種なのですが、まだ任意接種のため料金の壁がそびえ立っている状況です。
小児科学会や医師会でも、まず公費助成、そして定期接種化を行政に呼びかけています。今後の動向を、見守っていてください。
全国の小児科医も参考にしているホームページを、貼付します。参考にしてください。
http://www.know-vpd.jp/index.php
接種希望者も、少しずつですが増えてきている状況です。
個人的には、定期接種で全員が受けて欲しい予防接種なのですが、まだ任意接種のため料金の壁がそびえ立っている状況です。
小児科学会や医師会でも、まず公費助成、そして定期接種化を行政に呼びかけています。今後の動向を、見守っていてください。
全国の小児科医も参考にしているホームページを、貼付します。参考にしてください。
http://www.know-vpd.jp/index.php
溶連菌感染症について、質問がありました。
この感染症は幼稚園や小学校で周期的に流行を繰り返していて、誰でも1回や2回はかかることのある、ありふれた感染症です。
主な症状は、発熱と激しい咽頭痛です。体に発疹を伴うこともありますが、実際は認められないことのほうが多いようです。
お家では普通の風邪と見分けがつかないことが多く、診察で特徴的なノドの赤みがあるようなら迅速検査をして確定診断をします。
食べ物が通りにくいような激しいノドの痛みや、熱が何日も上がったり下がったり続くようなら溶連菌感染症が疑われます。稀ですが腎炎などの合併症もあるため、疑ったら早めの受診をお勧めします。
粂川
この感染症は幼稚園や小学校で周期的に流行を繰り返していて、誰でも1回や2回はかかることのある、ありふれた感染症です。
主な症状は、発熱と激しい咽頭痛です。体に発疹を伴うこともありますが、実際は認められないことのほうが多いようです。
お家では普通の風邪と見分けがつかないことが多く、診察で特徴的なノドの赤みがあるようなら迅速検査をして確定診断をします。
食べ物が通りにくいような激しいノドの痛みや、熱が何日も上がったり下がったり続くようなら溶連菌感染症が疑われます。稀ですが腎炎などの合併症もあるため、疑ったら早めの受診をお勧めします。
粂川
- ABOUT
杉並堀ノ内クリニック小児科医が情報をお届けします
- プロフィール
HN:
粂川好男
年齢:
63
性別:
男性
誕生日:
1961/04/22
職業:
小児科医師
趣味:
育児、食べ飲み歩き
自己紹介:
小児科専門医
日本小児科学会
日本小児アレルギー学会
日本小児感染症学会
日本周産期・新生児学科
日本小児科学会
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日本小児感染症学会
日本周産期・新生児学科
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