新型インフルエンザの流行は、首都圏ではやや下火になってきているようですが、全国的に見ると依然として高い水準を保っているようです。
感染者の中心が、小中学生から乳幼児の低年齢層にシフトしてきており、さらに注意が必要です。
そうは言っても、感染者の99%以上は比較的軽症で治癒しています。適切な対応で、混乱は避けられると思います。
申し訳ありませんが、新型のワクチンの入荷がまだ決まりません。来週に期待したいところです。
施設にによっては、接種可能のところもあるようです。お急ぎの方は、近隣の医療機関に問い合わせてみてください。
粂川
感染者の中心が、小中学生から乳幼児の低年齢層にシフトしてきており、さらに注意が必要です。
そうは言っても、感染者の99%以上は比較的軽症で治癒しています。適切な対応で、混乱は避けられると思います。
申し訳ありませんが、新型のワクチンの入荷がまだ決まりません。来週に期待したいところです。
施設にによっては、接種可能のところもあるようです。お急ぎの方は、近隣の医療機関に問い合わせてみてください。
粂川
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当院でも先週から、基礎疾患のある方の新型インフルエンザの予防接種が始まっていますが、その後のワクチンの入荷がなかなか決まりません。
入荷が決定してから、基礎疾患のない幼児の受付を始める予定です。もうしばらくお待ち下さい。
堀ノ内や和田周辺の内科クリニックの中には、ワクチンが余っているところもあるようです。お急ぎの方は、医療機関一覧をもとに、問い合わせしてみてください。
粂川
喘息などの基礎疾患のある、1歳~小学3年生の小児のみ、新型インフルエンザの予防接種が始まります。
現在、喘息の薬を飲んでいる方や、過去に喘息の治療を受けたことがある方等が対象です。
本日午後2時30分より、電話受付を開始します。
今回うてなかった方は、順次つぎのワクチンが入荷していく予定です。もうしばらくお待ち下さい。
粂川
現在、喘息の薬を飲んでいる方や、過去に喘息の治療を受けたことがある方等が対象です。
本日午後2時30分より、電話受付を開始します。
今回うてなかった方は、順次つぎのワクチンが入荷していく予定です。もうしばらくお待ち下さい。
粂川
先週ぐらいから、幼児を中心として、嘔吐下痢症の患者さんが増えています。
急な発熱と、繰り返す嘔吐が主な症状です。多くは半日ぐらいで、嘔吐も発熱も自然に良くなっていきます 。
吐いたからといって、あわてて水分を取らせようとすると、嘔吐を繰り返す悪循環におちいります。吐いた後1~2時間ぐらいは、水分を与えずに様子を見てあげてください。吐き気が少しおさまってきてから、少量の水分を試してください。少量でも飲めるようになったら、安心していいでしょう。
毎年冬に流行する、ノロウイルス感染症と症状が類似します。今後の感染の広がりに、注意しなくてはなりません。
粂川
報道によれば、医療従事者に対する新型インフルエンザのワクチンがそろそろ始まる予定なのですが、今のところ保健所などからは、何のお知らせもありません。
東京都内は医療機関も多いため、調整が遅れているのかもしれません。
我々医師も、予防接種が間に合わない現状で、新型インフルエンザに感染しないように、細心の注意を払わなければなりません。
粂川
ワクチンの副作用について、不安視する内容の問い合わせがありました。
感染症研究所の方が話していたギランバレー症候群の件ですが、恐らく1976年にアメリカで問題となった件のことだと思います。実は、1976年に米軍の陸軍基地で豚インフルエンザの流行があり、その年に米国内で豚インフルエンザの予防接種が行われてました。ところが、ギランバレー症候群という神経に異常をきたす副作用が多数報告され、1年でワクチンが中止になりました。
以上の様な経過を心配したのでしょうが、ワクチンの製造方法も30年以上前とは異なっており、同様の心配は必要ないと思われます。
ただし、新型インフルエンザのワクチンに限らず、その他のワクチンにしても、何百万分の一の確率で、ギランバレー症候群のような神経系の副反応のリスクはあります。確率が数百万分の一の確率であれば、安全と考えていいと思われます。
ホルマリンや水溶性水銀に関しても、ワクチンの品質保存の意味で、ごく少量添加されています。しかし、ごく微量なため人体に影響を及ぼすことはないそうです。このことに関しては、多数の調査研究がなされ、実証されていることです。
ワクチンの効果に関しては、限定的だというのは、本当だと思います。成人でも7割ぐらいの免疫獲得率ですし、小児に関してはもう少し落ちるかもしれません。しかし、多少なりとも重症化するのを防ぐことが期待できるのであれば、積極的に予防接種を受けるほうがベターな選択だと思います。
またご質問等あれば、お教え下さい。
粂川
感染症研究所の方が話していたギランバレー症候群の件ですが、恐らく1976年にアメリカで問題となった件のことだと思います。実は、1976年に米軍の陸軍基地で豚インフルエンザの流行があり、その年に米国内で豚インフルエンザの予防接種が行われてました。ところが、ギランバレー症候群という神経に異常をきたす副作用が多数報告され、1年でワクチンが中止になりました。
以上の様な経過を心配したのでしょうが、ワクチンの製造方法も30年以上前とは異なっており、同様の心配は必要ないと思われます。
ただし、新型インフルエンザのワクチンに限らず、その他のワクチンにしても、何百万分の一の確率で、ギランバレー症候群のような神経系の副反応のリスクはあります。確率が数百万分の一の確率であれば、安全と考えていいと思われます。
ホルマリンや水溶性水銀に関しても、ワクチンの品質保存の意味で、ごく少量添加されています。しかし、ごく微量なため人体に影響を及ぼすことはないそうです。このことに関しては、多数の調査研究がなされ、実証されていることです。
ワクチンの効果に関しては、限定的だというのは、本当だと思います。成人でも7割ぐらいの免疫獲得率ですし、小児に関してはもう少し落ちるかもしれません。しかし、多少なりとも重症化するのを防ぐことが期待できるのであれば、積極的に予防接種を受けるほうがベターな選択だと思います。
またご質問等あれば、お教え下さい。
粂川
10月になってから、新型インフルエンザの患者さんが、毎週増えてきています。10月下旬から11月上旬にかけて、流行のピークがやってきそうな勢いです。
新型インフルエンザの合併症で、小児科の入院が増えてきています。その中でも、急速に進行する肺炎の患者さんが多いのが、特徴的です。
発熱後1日~2日以内で、激しい咳、呼吸困難、胸痛などの症状が急速に進行します。入院をして、点滴や吸入などの集中的な治療をすれば、多くは1~2週間ぐらいでよくなって退院できるのですが、手遅れになれば重症化することもあります。
現在のところ、幼稚園~小中学生で、喘息の既往のある子供に多い傾向があるようです。
新型インフルエンザは、ほとんどの方が軽症ですむ感染症ですが、今まで経験したことのないような、激しい咳がある場合は、注意してください。
粂川
新型インフルエンザの合併症で、小児科の入院が増えてきています。その中でも、急速に進行する肺炎の患者さんが多いのが、特徴的です。
発熱後1日~2日以内で、激しい咳、呼吸困難、胸痛などの症状が急速に進行します。入院をして、点滴や吸入などの集中的な治療をすれば、多くは1~2週間ぐらいでよくなって退院できるのですが、手遅れになれば重症化することもあります。
現在のところ、幼稚園~小中学生で、喘息の既往のある子供に多い傾向があるようです。
新型インフルエンザは、ほとんどの方が軽症ですむ感染症ですが、今まで経験したことのないような、激しい咳がある場合は、注意してください。
粂川
- ABOUT
杉並堀ノ内クリニック小児科医が情報をお届けします
- プロフィール
HN:
粂川好男
年齢:
63
性別:
男性
誕生日:
1961/04/22
職業:
小児科医師
趣味:
育児、食べ飲み歩き
自己紹介:
小児科専門医
日本小児科学会
日本小児アレルギー学会
日本小児感染症学会
日本周産期・新生児学科
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