夏風邪が、ジワジワと増えてきました

夏風邪といえば、ヘルパンギーナ、プール熱、手足口病・・・などが代表的なものですが、現在一部の保育園などで小さな流行が見られています。

咳や鼻水などの症状はあまりなく、比較的元気はあることが多いようです。

いずれもウイルスの感染症で、安静と水分補給で自然とよくなる病気です。重症化することは少ないのですが、心配な症状があるようならば受診してみてください。

粂川

旅行や帰省中の薬

夏休みに入ったこともあり、旅行や帰省中の薬をご希望される方が増えています。

車酔いの予防薬、解熱剤など、必要最低限の薬でたいていは間に合うと思います。

喘息やアレルギーのある方は、発作時の薬があったほうがいいでしょう。

ご希望の方は、受診時にお申し付け下さい。

粂川

ヒブワクチンの、公費助成が決まりました

朗報です。杉並区でもやっと、ヒブワクチンの公費助成による一部負担が決定しました。

1回あたり4000円を、申請すると区が負担してくれます。もちろん、すでに接種を済ませた方も申請できます。

8月3日から、杉並保健所の保健予防課で受付が始まるそうです。

詳しくは、杉並区のホームページを参照下さい。

http://www.city.suginami.tokyo.jp/

夜驚症（やきょうしょう)

TIGERさんから、3才のお子さんの寝ぼけと咳き込んでの嘔吐について質問がありました。

おそらく、夜驚症（やきょうしょう）の症状かと思われます。夜驚症は、2歳以上の幼児に多く、一時的なもので自然によくなっていく事が多いため、あまり心配ないものと考えられています。

特に原因が無いことが多いのですが、ストレスになるような出来事や環境の変化、テレビやビデオの見すぎ等が原因になることがあります。思い当たることがあれば、環境を整備してあげるといいでしょう。

動き回って怪我をする恐れがある場合や、家族の負担が大きい場合は、薬を使うことがあります。ご相談下さい。

吐くことがクセになることはないと思いますが、寝ぼけていると、吐いたものが気管に入ってしまうことがあるかもしれません。注意してください。

粂川

もうすぐ夏休み

もうすぐ始まる夏休みを、心待ちにしているお子さんも多いことかと思います。

例年この夏の時期は、流行する感染症も少なく、子供たちの体調も比較的良い季節です。

この夏休み中に、水痘、おたふくかぜ、日本脳炎、等の予防接種の計画を、ぜひ立ててみてください。

粂川

日本脳炎の新ワクチンについて

日本脳炎の新ワクチンが始まって、１ヶ月が過ぎようとしています。定期接種ですので、３歳以上～７歳６ヶ月未満のお子さんであれば、無料で予防接種が受けられます。

製造本数がまだ少ない等の理由で、公の広報がなされていないためか、接種希望者はまだそれほど多くはありません。来年の夏ぐらいまでには、普通に皆さんが予防接種できるようになる見込みのようです。

つい４年ぐらい前までは、３歳以上のお子さんの８割以上が接種を受けていた予防接種です。皆さんにぜひ受けてほしい予防接種ですので、計画を立ててみてください。

粂川

杉並区でも、ヒブワクチンの公費助成が決まりそうです

夏以降になるようですが、杉並区でもヒブワクチンの接種費用が、公費助成されるようになりそうです。

半額程度ですが、区に申請すると費用が戻ってるようです。定期接種に向けて、まず一歩前進でしょうか。

すでに接種を済ませた方も、領収書か母子手帳の控えがあれば請求できるそうなので、ご安心下さい。

粂川