日本脳炎ワクチン、６月上旬位から始められそうです

新しい日本脳炎ワクチンの発売がやっと決まり、６月上旬位からクリニックでも定期接種が始められそうです。

標準的な接種対象年齢は、３歳以上～７歳６ヶ月までです。

ワクチンの、供給量の不足などが心配されています。

詳細は、厚生労働省の指針が発表され次第お知らせいたします。もうしばらくお待ち下さい。

粂川

新型インフルエンザ対策は冷静に

新型インフルエンザについて、日本感染症学会から以下のような緊急提言がなされています。

専門家からの、かなり説得力のある内容です。冷静な対応をするために参考になると思います。

http://www.kansensho.or.jp/news/090521soiv_teigen.pdf

新型インフルエンザの動向

西日本では、新型インフルエンザが拡大中ですが、現在のところ東京都内では目立った動きは出ていません。

患者さんから、「新型インフルエンザにかかった場合は、どこの病院に受診したらよいか」、と質問を受けることが増えてきました。

現在のところ確定的なことは言えませんが、欧米や西日本の例から考えると、一般の病院やクリニックで診療するような流れになるのではないでしょうか。

我々は過去、インフルエンザの大流行を何度も経験しています。その経験を基にすれば、対策はおのずと見えてくると思います。

粂川

ヒブワクチン、お待たせしております

今朝のNHKニュースでもやっていましたが、全国的にヒブワクチンが不足しており、予約待ちしている方が大勢いるようです。

ワクチンの輸入が間に合わない等のメーカー側の事情があるようで、病院への入荷数が制限されているのが現状です。

当院でも数ヶ月待ちの状態ですが、メーカー側の在庫があまっていれば多めに入荷することもあり、意外と早く接種できることもあります。

接種ご希望の方は、常時予約を受け付けておりますので、ご連絡下さい。

粂川

 

ヒノキの花粉症

今年の花粉症は、スギはそろそろ終わっているようですが、ヒノキの花粉が例年より多いようです。

ヒノキの花粉は、毎年４月に入ったぐらいから増え始め、５月いっぱいぐらいまで続きます。ちょうどスギと入れ替えぐらいにやってきます。

目のかゆみや鼻水が長引いてる方は、ご相談ください。

粂川

インフルエンザB型、ロタウイルス胃腸炎に注意してください

近隣の幼稚園、小学校で、インフルエンザB型の患者さんが増えているところがあります。流行も、もう最後かと思いますが、今年のインフルエンザは本当にしつこいです。

保育園を中心に、ロタウイルスの胃腸炎が広まっています。水分がとれていて比較的元気がよければ心配はあまり無いのですが、赤ちゃんが感染して水分がほとんどとれない状態になると、脱水が心配です。下痢が激しいときは、赤ちゃん用のイオン水やミルクを、少量ずつ頻回にとらせてください。

予防には手洗いが有効です。小さい赤ちゃんのいる家庭では、十分注意してください。

粂川

新型インフルエンザ対策

新型インフルエンザについて、ご心配されてる方が多いことと思います。特に小さいお子さんをお持ちの方は、不安が大きいことと思います。

いろいろな専門家がテレビ等で発言していますが、はっきりしたことは流行してみなくてはわからない、というのが本当のところかと思います。

ただし、過剰な不安感を持つ必要はなさそうです。新型とは言っても、つい数ヶ月前まで日本で流行していたインフルエンザA型と似たようなもの、と考えてよさそうです。

対策も通常のインフルエンザの流行期と同様で、新型の流行が始まってしまったら、手洗いやマスクの着用、不必要な人混みへの外出を控える、等の一般的な事でよさそうです。

もし感染してしまっても、タミフルやリレンザは効果があるようですし、現在の日本の医療レベルを考えれば、最悪の事態は避けられるはずです。

ワクチンがまだ無いことは少々不安ですが、通常のインフルエンザの流行期と同様の心構えで十分かと思います。

粂川